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1.松山市にお住まいのA様が、「相続した農地(畑)を宅地に転用して売却した事例」
お客様の相談内容
売却物件 概要
所在地 | 松山市西長戸町 | 種別 | 更地 |
---|---|---|---|
面積 | 403.14m² | 成約価格 | 2,438万円 |
間取り | ― | その他 | 農地転用 |
相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は松山市にお住まいの50代のA様です。
同居していたお父様が亡くなり、A様が遺産相続をすることになりました。
相続財産には預貯金とご実家、さらにお父様が趣味で耕作していた約5aの畑が含まれています。
A様は腰痛があるため畑を引き継いで耕作するのは難しいと思っており、お父様からも「俺が死んだら畑は好きにしてくれ」と言われていました。
解決したいトラブル・課題
課題
相続した畑を手放したい。売却できるのなら売却して現金化したい。
A様は相続した畑を、しばらくそのまま残しておこうか悩みましたが、放置して雑草や害虫などの発生で近隣に迷惑がかかるのも嫌だと思い、手放すことにしました。
今後の老後の生活資金にするために、あわよくば売却して現金化できたらいいなと思っています。
しかし、手放すといっても、何から始めれば良いのか分かりません。
そこで、近くの不動産会社に相談しに行くことにしました。
不動産会社の探し方・選び方
松山市内にある不動産会社を調べた結果、
- 知人の評判が良かった
- 相続不動産の売却に関する実績が豊富である
ことが決め手となり、相談する不動産会社を決めました。
A様の「トラブル・課題」の解決方法
基本的に畑(農地)の売却は手続きが煩雑であり、買い手も見つかりづらいです。
ただし、「宅地転用」すれば買い手が見つかりやすいと考えられることをお伝えしました。
1.農地の宅地転用とは
農地の宅地転用とは、
農地法に基づいて農地を住宅や商業施設などの非農業用途に変更することです。
市街化調整区域の農地を宅地として利用する場合、農地法に基づく都道府県知事等の許可が必要となり、この手続きを経れば、転用することは可能です。
しかし、どのような農地でも転用の許可が下りるわけではありません。
生産性の高い広い優良農地など、耕作条件が良い場所は簡単に他の目的で使用したり売ったりできないように定められています。
参照:e-GOV 法令検索「農地法|第5条」
農林水産省「農地転用許可制度の概要」
ただし、市街化区域内にある農地に関しては、農業委員会や都道府県知事の許可は必要なく、農業委員会に届出すれば宅地への転用が可能です。
参照元:農林水産省「農地転⽤許可の⼿続について」
参照:松山市「農業委員会事務局」
2.「結果」
A様は松山市農業委員会へ宅地転用への申請書を提出し、1ヶ月程度で宅地への転用許可が下りました。
その後、弊社の方で売却活動を進めたところ、約3ヶ月かかりましたが、買い手が見つかりました。
2.松山市にお住まいのH様が、「共有持分として相続したご実家を売却した事例」
お客様の相談内容
売却物件 概要
所在地 | 松山市三津 | 種別 | 一戸建て |
---|---|---|---|
建物面積 | 160.73m² | 土地面積 | 140.22m² |
築年数 | 76年 | 成約価格 | 640万円 |
間取り | 7LDK | その他 | ― |
相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は高知市にお住まいの40代のH様です。
松山市の病院で闘病していたお父様がご逝去され、相続が発生しました。
相続したのは1,000万円の預金とご実家でしたが、ご実家はお父様の妹様(H様の叔母様)との共有名義でした。
H様は共有名義かつ空き家になっているご実家をどう扱うべきか、悩んでいます。
解決したいトラブル・課題
課題
共有持分として相続した実家をどのように扱えばいいのかわからない。
ご実家はお祖父様が建てた家であり、お祖父様がご逝去された際にお父様兄妹2人で相続していたようです。
お父様亡き現在、ご実家に住む人は誰もおらず、共同名義となる叔母様とは疎遠になっており連絡が取れません。
このままでは空き家のまま放置することになり、H様は心配しています。
不動産会社の探し方・選び方
H様は相続についても不動産についても詳しくなかったため、地元で相続に強い不動産会社に相談することに決めました。
松山市で相続に強い不動産会社をインターネットで検索していると
- 松山市で相続時におすすめの不動産屋ランキング1位に選ばれている
- 弁護士、司法書士などの士業と連携している
この2点が目に留まり、相談する不動産会社を決めました。
H様の「トラブル・課題」の解決方法
H様は疎遠になっている叔母様との共有名義でご実家を相続しましたが、このままでは空き家になってしまうご実家を、どのように扱うべきか悩んでいました。
不動産を共有で相続することはよくあることです。
しかし、トラブルに発展することも多いので、共有名義の不動産を所有するリスクについて説明いたしました。
1. 共有名義の不動産を相続するリスク
共有名義の不動産を相続した場合、以下のようなリスクがあります。
- 売りたくても売れない
- 管理の負担が偏る
- さらなる相続が発生したとき相続人が困る
共有名義の不動産を売却する場合は、共有者の同意が必要になります。
また、共有名義の不動産が空き家である場合、雑草の繁茂などで近隣に迷惑がかからないよう管理する必要がありますが、管理負担が誰か1人に偏ることで不平不満につながりかねません。
さらに、今回のH様のように相続が続くと、面識のない人が共有者になっていき、連絡がとれなくなるケースが多いです。
さらに相続を重ねれば共有者の数が多くなり、共有者全員の同意をとるだけでも苦労することになります。
2.「結果」
検討された結果、H様は共有名義のご実家を維持していくリスクを考え、手放すことを決断されました。
弊社が紹介した司法書士に依頼して、連絡のつかない叔母様の住所を特定し、ご実家を手放したい旨を相談したところ、応じてくれることになりました。
H様のご実家は築年数が古く、リフォームなどをしなければ売却は難しい状態でしたので買取再販売を行う不動産会社での買取を提案したところ、提示価格にご納得されたため、売却させていただきました。
3.大阪府にお住まいのY様が、「売りにくい相続不動産を買取してもらった事例」
お客様の相談内容
売却物件 概要
所在地 | 松山市高浜町 | 種別 | 一戸建て |
---|---|---|---|
建物面積 | 97.58m² | 土地面積 | 210.55m² |
築年数 | 53年 | 成約価格 | 420万円 |
間取り | 4LDK | その他 | ― |
相談にいらしたお客様のプロフィール
お客様は松山市にお住まいの60代のY様です。
1人暮らしをしていたお父様が亡くなり、Y様1人でご実家を相続しました。
しかし、大阪府にお住まいのY様は、ご実家に住むつもりも活用する予定もありません。
そこで、ご実家を手放す決断をされました。
解決したいトラブル・課題
課題
実家を手放したいが、築年数も古く、立地も中心地から離れた場所なので売れるかどうかわからない。
Y様のご実家は、松山市の中心地から離れた立地にあります。
築年数も古く、設備が故障したらその都度修理をしていただけで、大規模なリフォームもしていません。
Y様は不動産に詳しくないので、この条件で実家が売れるのかどうか分かりません。
不動産会社の探し方・選び方
Y様はご実家が売れるのかどうか専門家に相談しようと考え、松山市内の不動産事情に詳しい不動産会社をインターネットで探しました。
- 松山市の不動産の売却実績が豊富である
- オンラインでも対応してくれる
この2点が決め手となり、相談する不動産会社を決めました。
Y様の「トラブル・課題」の解決方法
Y様が懸念していたとおり、Y様のご実家は買い手が見つかりづらいと考えられました。
1.売りにくい物件の特徴
売りにくい物件の主な特徴としては以下のようなものがあります。
<売りにくい物件の特徴>
- 建物の老朽化が進んでいる
- 価格が安くても、維持費がかかる
- 賃貸物件としての需要がない
- 立地の利便性が良くない
建物の老朽化が進んでいると、安全性に問題が生じる可能性が高いですし、美観的な面でも買い手にとって魅力的に見えないことが多いです。
古い水回りや使いにくいキッチンなど、機能面で劣るものも多いでしょう。
また、中心地から離れた地域の場合、利便性が悪く、賃貸物件としての需要が少ないです。
特に、松山市では中心エリアと郊外エリアで需要が二極化しています。
郊外エリアで戸建てを持つ人は多いですが、すでに親と同居しているか、新しく家を建てる人が多いので、築古の戸建て物件は売りにくいのです。
2.「結果」
売りにくい物件であることを理解したY様は、弊社での買取を希望されました。
買取価格を提示したところ、ご納得していただけたため、弊社で買い取らせていただきました。
Y様は、「売れないだろうと諦めていた物件を買取ってもらえて良かった。本当に助かった。」とおっしゃっていました。
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