【松山市版】知識0の状態から物件売却または買取まで取り組んだ事例

売却物件 概要

相談にいらしたお客様のプロフィール

相続した実家は誰も住む予定がありません。空き家として放置するつもりはなく、できるだけ早く手間をかけず売却したいと考えています。
ただし築46年の家が残った状態で売れるのか、また売るためには何から始めたらいいのか分からず、不動産会社に相談する事にしました。

Y様は直接不動産会社を訪ねて相談したいと考えていたため、松山市内にあり不動産の売却に力を入れている不動産会社をインターネットで探しました。

• 売却、買取を専門に行っている
• 相続や空き家の売却について詳しい記載がある

上記2点において、ホームページの内容が充実していて安心感が持てた不動産会社に相談に行くことにしました。

相続した物件を売却する方法には仲介（媒介）と買取があり、どのような物件、売主様に向いているかご説明し、物件の現地調査、査定を終えた後にY様のご実家を「買取」させていただく事を提案しました。

1．不動産の売却と買取の違いについて

• 「仲介（媒介）」
  不動産仲介業者に買主を探してもらい売却する方法です。下記のような人に向いています。

• 「買取」
  物件を不動産会社に買い取ってもらう方法です。下記のような人が向いています。

Y様は納税や実家の管理の負担を負いたくない理由から、売れるなら早く売りたいとお考えでした。
物件は築46年の木造で耐震構造にも問題があり、家付きのまま売るには大規模なリフォームが必要となる事、また更地にする場合にも解体費や不用品の処分費用がかかる事を説明しました。

売却物件 概要

相談にいらしたお客様のプロフィール

M様は大阪市内のマンションでご家族と生活しており、両親が住んでいた松山市のマンションは2LDKという狭さもあり、住まずに売却しようと思っています。
しかしいざ売却をしようと思った時、相続人の1人であるお母様が認知症を患っているため、どのように手続きしすればいいか悩んでいました。

M様はご実家のある松山市内の不動産会社に相談する事は決めていました。マンションの売却も手掛けていて、相続に関する悩み事にも強みをもつ不動産会社はどこか、各社のホームページを確認しました。

不動産会社を選ぶ際のポイントとして、

• 松山市内でのマンション売却の実績がある
• 相続に関する悩み事も相談できる
• 各専門家と連携している

といった点を重視し、不動産会社を選びました。

認知症の方が相続人にいる場合には、遺産分割協議を行うことが難しいです。
その場合、その方の成年後見人となる人物を家庭裁判所から選任してもらうと、本人に代わり遺産相続の手続きを進める事ができる「成年後見制度」があります。

1．「成年後見制度」について

成年後見制度とは、認知症や知的障害などにより判断能力が不十分とされる方を保護するための制度です。
成年後見人は「本人に代わり財産の管理や処分を行える財産管理権」を行使できるので、本人に代わって相続に関わる財産の処分や管理を行ってくれます。

成年後見人になるための特別な資格は不用ですが、下記に該当する方は信用度が低いという理由から、成年後見人になれません。

成年後見人には一般的に親族以外の第三者が選任される事が多く、その割合は約8割です。
第三者とは主に司法書士、弁護士などです。
また、原則として後見人を解約することはできませんので、お母様が亡くなるまでは、後見人に毎月の報酬（目安：2～6万円）を支払う必要があります。

M様は家庭裁判所へ申し立てを行い、裁判所に後見人を選任してもらいました。

ご家族であっても正当な手続きをせず法的な書類などに代理人として署名や押印をする事は違法となりますので注意が必要です。

売却物件 概要

相談にいらしたお客様のプロフィール

K様は東温市にあるご実家を相続されてから、住む予定もないまま物置きとして利用していました。遠方に住む妹様も同様でした。
「空き家」となったご実家はK様が年に数回、荷物整理や掃除に訪れる程度で十分な管理がされておらず、最近は屋根や壁が老朽化から倒壊する危険性が出てきました。
倒壊する前に、荷物の処分とご実家を解体し更地として売却する事を検討していました。

K様はご実家のある東温市近郊の不動産会社のなかでも、特に相続や空き家の売却について強みや実績のある不動産会社をインターネットで探しました。
ホームページを見て

• 空き家の処分について詳しい情報が記載されている
• 解体して更地にした事例がある
• ベテランの担当者がいる

上記3点において特に信頼感を得られた不動産会社に決め、メールで相談後に店舗にて詳しい説明を聞きました。

まず、K様のご実家を現地調査し、更地にする際に必要になる費用をひとつひとつ説明しました。

1．ご実家を解体し更地にするまでにかかる費用

まず、家屋を解体する業者は不用な家財道具などの処分は行わないのが通常のため、解体を依頼する前に家の中にある物をすべて撤去する必要があります。

個人でリサイクルショップや粗大ごみに出すなどして処分する事が可能ですが、大変な労力がかかるため、不用品回収業者の利用も検討しましょう。

【不用品回収業者に依頼した場合の間取り別の費用目安】

※表は左右にスクロールして確認することができます

更地にするには家屋の解体の他に庭の植木や塀、カーポートなどがある場合はそれらを撤去する付帯工事が発生します。

【家屋の解体に必要な坪数別の費用】

【主な付帯工事費用の目安】

K様のご実家の不用品回収、家屋の解体、塀や庭木の撤去を含めた費用合計は約160万円となりました。