「不動産売却は人生で初めて」という方は多くいらっしゃいます。
それもあって、不動産売却の輪郭が捉えられなかったり、漠然とした不安を感じられたりしている方も多いのではないでしょうか。
今回は、不動産売却全体の流れを踏まえた上で、よくあるご質問についてご紹介するので、不動産売却を考えている方や、悩まれている方、お悩みを発見したい方はぜひご覧ください。
□不動産売却の5つのステップ
1. 準備
この段階では、必要なものの準備だけでなく、不動産売却についての確認に関してもしておく必要があります。
具体的には、「どのくらいの値段で売りたい」「何月までには売りたい」といった不動産売却に関する要望を確認しましょう。
また、ローンがまだ残っている際は、それについても考えながら計画を立てることをおすすめします。
2. 不動産会社と契約
考えておいた計画や要望を元に、不動産会社を選びます。
「信頼できるか」「相談しやすいか」などの視点から、注意して選びましょう。
3. 売却活動
内覧の準備をしたり、内覧希望に応えたりします。
4. 売買契約
詳細を確認して、問題がないと問題なければ、売買契約を結びましょう。
5. 引き渡し
鍵の引き渡しや、売買代金の振り込み、各種手続きを行えば、全て完了です。
ただ、不動産売却をした次の年には、確定申告を行う必要があることに注意が必要です。
確定申告することで控除を受けられるので、たとえお金が得られなくても、忘れずに確定申告をしましょう。
□不動産売却に関するよくある質問
1. 売却に適した時期はいつか
年度末に行うことをおすすめします。
進学や就職などで引っ越しが多いため、需要があるのです。
売却活動をこの時期に合わせましょう。
2. 解体した方が良いか
一般的には古過ぎて家としての価値が低ければ、古い家が付属する土地として売却します。
そのため、多くの場合、解体する必要はありません。
ただ、安全面から解体が必要となることもあるので、注意が必要です。
3. 住み続けたままの売却活動は可能か
住み続けたまま、売却活動ができます。
実際に過半数の方が、この方法で不動産売却を進めています。
4. リフォームは必要か
多くの場合、リフォームする必要はありません。
リフォームせずに売る方が多くいらっしゃいます。
また、自分でリフォームすることを楽しまれる方もおられます。
□まとめ
不動産売却は順番に、準備、不動産会社と契約、売却活動、売買契約、引き渡しといったように進んでいきます。
全てが終わった後にも、確定申告を忘れずに行う必要があることに、十分注意しましょう。
解体やリフォームなどは必要でないケースが多いのですが、ご自身では判断が難しいことも多々あるため、不動産会社にご相談することをおすすめします。