新たな住まいを考えるのってワクワクする反面大変なことも多いイメージがありますよね。
本記事では土地探しで気をつけることと成功ポイントを解説するのですが、「土地を探す」だけでも様々な要素について考えなければいけません。
情報量も多く気持ちが萎えてしまうこともあるかもしれませんが、新しい理想の住まいを実現させるためにも、ぜひ参考にして頂きたいです。
□土地探しにおいて事前に知っておきたい気をつけること5点
・家を建てられる土地か
販売されている土地の中には住宅用の土地でないものも含まれているため、住宅用の土地として使用できるのか確認しましょう。
基本的には、都市計画法に基づき、「土地計画区域内」であり「市街化区域」に指定されている地域のみに家を建てられますが、市街化区域の中でも建てられない場合があるため、注意してください。
・地盤が丈夫かつ災害に強い土地か
地盤が弱いと災害時に家が倒壊してしまう可能性が高くなるため、強い地盤であることを確認しましょう。
例えば、過去に地盤沈下や液状化現象を起こしている土地は可能な限り避け、ハザードマップを用いて災害の危険性を確かめることをお勧めします。
・境界線がはっきりとしているか
隣接する土地との境界線がはっきりとしていなければ、近隣住民とのトラブルを引き起こしてしまう可能性があるため、境界線のはっきりさを確認しましょう。
仮に、境界線がわかりにくいが魅力的な土地があった場合は、隣人に立ち会ってもらい、線引きを明確にしておく必要があります。
現在では境界標が打ち込まれている土地がほとんどですが、現場によっては図面通りに打ち込まれていない可能性があるため、注意してください。
・理想の家を建てられる面積が確保できるか
土地の面積が広くても、その面積いっぱいに家を建てられるわけではないため、家を建てられる土地の面積を確認しましょう。
具体的には、建ぺい率や容積率などをもとに住宅面積を算出し、理想の家を建てられる面積がしっかりと確保できるかイメージしておくことをお勧めします。
・求めている周辺環境や自治体の福祉・補助制度は備わっているか
土地の周辺環境や自治体の制度などは充実した住まいを実現するには大切な要素なのでしっかりと確認しておきましょう。
具体的には、近くにスーパーやコンビニなどの商業施設が充実しているか、求めている児童手当や医療補助制度などが設けられているかなどを確認しておくことをおすすめします。
□土地探しの成功ポイントとは？
土地探しの成功ポイントは「建築条件なし」を重点的に置くことです。
その理由は、「建築条件なし」の土地の方が「建築条件あり」の土地よりも自由に家を建てられることにあります。
具体的に、建築条件ありの土地というのは、法令による規制とは別で、ハウスメーカーや工務店が売り出す土地において、指定された企業を通して家を建てなければいけないというような制約が設けられている土地を指します。
簡単に言い換えると、土地と施工会社のセット販売がなされているのです。
仮に注文住宅を建てたい場合は、可能な限り「1から自分の建てたい家にしたい」という要望があるわけですから、施工会社の縛りがあるとその要望の実現が困難になる可能性があります。
従って、可能な限り条件に縛られたくないという方は、建築条件なしの土地を優先的に調べていくことが土地探しの成功ポイントと言えるでしょう。
一度、建築条件ありの土地を既に選んでしまった場合でも、後から建築条件なしの土地に惹かれたのであれば、一度自分が依頼したい工務店に頼んで建築条件を外してもらうための交渉を行なってみると条件を変えてくれる可能性もあります。
□まとめ
土地探しで気をつけることは下記の5点です。
・家を建てられる土地か
・地盤が丈夫かつ災害に強い土地か
・境界線がはっきりとしているか
・理想の家を建てられる面積が確保できるか
・求めている周辺環境や自治体の福祉・補助制度は備わっているか
その上で、土地探しの成功ポイントは「建築条件なし」を重点的に置くことでさらに理想の住まいを実現できるでしょう。
松山市周辺で住まいをお探しの方は、当社であらゆる不動産の相談に乗るので、ぜひご活用ください。
