土地探しは将来の生活に大きな影響を与える重要な選択ですが、慎重な計画と確認が不可欠です。
失敗すると後悔の種が残り、手間や追加費用がかさむこともあります。
本記事では、土地探しで後悔する点と、土地探しで後悔しないための対策についてご紹介します。
□土地探しで後悔する点
1.確認不足で手間や追加費用がかかった
不動産会社への確認が不足し、境界確定に関する追加費用が発生することがあります。
2.日当たりが良すぎて夏は暑い
日当たりが強く、夏にエアコンの効果が不足することがあります。
冬に内覧をした場合、日当たりが心地よくても、夏になると暑すぎる場合があります。
土地を訪れて日差しや窓の位置を確認し、匂いや虫の発生にも注意する必要があります。
3.地盤が弱くて不安
販売会社と住民の説明が異なり、地盤の弱さに気づくことがあります。
近隣住民に話しかけて土地の購入を検討する際の情報を得ることが大切です。
4.田舎すぎた
田舎すぎて風や砂埃、水害などに悩まされることがあります。
下見をよくするために天候の悪い日も含めて訪れ、周囲の人に話を聞き、ハザードマップで安全性を確認する必要があります。
5.目の前が道路で朝晩は車通りが多い
端の土地を選んだが、車通りが多く、夜は暗く危険な場合があります。
車通りや道路の広さを含め、時間や曜日を変えて複数回下見を行うことが必要です。
□土地探しで後悔しないための対策
*土地選びの前提と規制の確認
土地探しで後悔しないためには、優先順位や建物の規制について理解しておくことが重要です。
以下、考慮すべきポイントと確認すべき事項をご紹介します。
1.土地への優先順位の考え方
価格、広さ、形、駅からの距離など、希望に合った土地がすべて揃うことは難しい場合もあります。
土地探しの際には、条件の優先順位を明確にすることで、理想に近い土地を見つけやすくなります。
2.建物の種類や性能に関する規制の確認
・用途地域
土地がどの「用途地域」に含まれるかは重要な情報です。
市街化区域では13種類の用途地域によって、建物の種類や規模が制限されています。
・防火地域・準防火地域
建物の耐火性能に基づき規制されているエリアがあります。
防火地域や準防火地域に属するかどうかを確認し、建築費用に影響があるか事前に調査しておくべきです。
・木密地域
木造住宅が密集している「木密地域」では、建物の耐火性能などに関する規制が強化されています。
新築や建て替えを考えている場合は、地域の規制に注意して確認しましょう。
3.土地による建物の制約
建ぺい率、容積率など、土地ごとに建物の大きさや高さに関する制限があります。
建ぺい率や容積率、高さ制限、北側斜線などの規制を確認し、希望の建物が建てられるかどうかを事前に確認することが必要です。
*土地の形
正方形や長方形の土地が建物を建てやすいとされますが、変形土地にもメリットがあります。
土地の形による利点や課題を理解し、自身の希望に合った形状を検討しましょう。
また、都市計画区域内で建物を建てる場合、道路との接触が求められることがあります。
接道の幅やセットバックに関する規制を確認し、建てられる土地かどうかを把握しておくべきです。
□まとめ
土地探しで後悔する点としては、確認不足で手間や追加費用がかかった、日当たりが良すぎて夏は熱い、地盤が弱くて不安などが挙げられます。
これらの後悔を防ぐ対策としては、土地選びの前提と規制の確認、土地の形を把握することが大切です。
本記事が土地探しをするにあたって参考になれば幸いです。
松山市周辺で土地探しに関するお悩みを抱えている方は、お気軽に当社までご連絡ください。